エコケー株式会社

2022.02.25.公開 (2023.09.01.更新)

【SDGs】目標1「貧困をなくそう」|私たちにできることを探そう

【SDGs】目標1「貧困をなくそう」|私たちにできることを探そう

 

世界の国や地域のなかには、生活に困るほど貧しい「貧困」に苦しむ人々が大勢います。今回は、そのような人々を減らすために定められたSDGsの目標1「貧困をなくそう」に関するお話です。

 

 

【SDGs】目標1「貧困をなくそう」とは?

【SDGs】目標1「貧困をなくそう」とは?

 

SDGsの目標1「貧困をなくそう」とは、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された【2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標】の1つです。

 

ターゲットは以下のように定めています。

 

1-1 2030年までに、世界中で「極度に貧しい」暮らしをしている人をなくす
1-2 2030年までに、それぞれの国の基準でいろいろな面で「貧しい」とされる男性、女性、子どもの割合を少なくとも半分減らす
1-3 それぞれの国で、人びとの生活を守るためのきちんとした仕組みづくりや対策をおこない、2030年までに、貧しい人や特に弱い立場にいる人たちが十分に守られるようにする
1-4 2030年までに、貧しい人たちや特に弱い立場にいる人たちをはじめとしたすべての人が、平等に、生活に欠かせない基礎的サービスを使えて、土地や財産の所有や利用ができて、新しい技術や金融サービスなどを使えるようにする
1-5 2030年までに、貧しい人たちや特に弱い立場の人たちが、自然災害や経済ショックなどの被害にあうことをなるべく減らし、被害にあっても生活をたて直せるような力をつける

 

 

「貧困」とは何だろう?

世界の国や地域のなかには、生活に困るほど貧しい「貧困」に苦しむ人々が大勢います。なかでも緊急を要するのは「極度の貧困」状態で暮らしている人々(1日1.9ドル=約218円[2022年2月時点]未満で暮らす人々)です。

 

ハンバーガーが300円で販売されている今、その1つ分に満たない金額で 1日分の食べ物・飲み物・水道・薬など生活に掛かるお金をまかなう暮らしをしなければなりません。

 

また、世界には極度の貧困状態で暮らしている人々は約3億5600万人といわれており、世界の人口の6人に1人が極度の貧困状態で暮らしています。[2021年2月時点]

 

>>参照元:ユニセフ「目標1:貧困をなくそう」

 

 

貧困が引き起こすさまざまな問題

貧困が引き起こすさまざまな問題

 

貧困は、病気になっても病院に行けない、教育を受けるチャンスがない、子どものうちから家計のために働く、差別を受けるなどの問題に起因しています。

 

また、貧しい家庭の子どもは教育を受けられないため、十分な収入を得る仕事につくことも難しく、親から子へ貧しさが受け継がれてしまうことも事実です。

 

貧しい家庭に生まれることで、その子どもや孫までずっと貧しい生活を送る可能性があり、これを「貧困の連鎖」といいます。

 

貧困問題を解決するには、この「貧困の連鎖」を断ち切るための工夫が必要です。世界が急いで解決しなくてはいけない「極度の貧困」状態の人々の多くは途上国で暮らしています。

 

先進国を中心とした国際的な支援が必要ですが、それだけでなく、貧しい人々が自分たちで生活を向上していけるような「自立」へのサポートが重要視されています。

 

 

世界で行われている貧困支援

世界で行われている貧困支援

 

世界では、貧困をなくすためにさまざまな取り組みがされています。

 

貧困により十分な食事が摂れずに栄養不良に陥っている人々には食糧の支給や農作物の作り方を教え、病気になっても医療を受けられない人々のために医療スタッフが現地で治療を行っています。

 

また、貧困を根本から解決するには「教育を受けること」がとても重要なため、子どもたちが安心して教育を受けられる環境を整備し、教育の重要性を教える支援も行われています。

 

前章でお伝えした「貧困が引き起こすさまざまな問題」の多くは、貧困をなくすことで解決する可能性が高いです。そのため、国内外から多くの企業・団体が支援の手を差し伸べています。

 

 

【SDGs】目標1達成に向けて私たちにできることを探そう

【SDGs】目標1達成に向けて私たちにできることを探そう

 

SDGsの目標1「貧困をなくそう」は、貧しい人をなくすための目標です。また、SDGsには「持続可能な」という言葉が多く使われています。

 

記事の中でもお伝えしたとおり、貧しい人々が自分たちで生活を向上していけるような「自立」へのサポートが重要視されています。

 

そのため、私たちエコケー株式会社では2021年6月16日「SDGs認定機構」よりSDGs認定を取得し、目標1「貧困をなくそう」の目標達成に向けて中古携帯・中古スマホを海外へ普及させる活動を行っています。

 

>>【エコケー株式会社】SDGsの目標達成に向けた取り組みについて

 

中古携帯・中古スマホを普及させることで、世界の貧しくて困っている人々もスマートフォンを所有できるようになり、識字率の向上、情報の多様性、コミュニケーションの多角化に貢献し、貧困の連鎖を断ち切る支援へと繋げています。

 

法人または個人で使用していた携帯電話・スマホを、1台〜10,000台、古い機種〜最新機種、不良品、ジャンク品でも買い取り致します。1台でも多くの中古携帯・中古スマホの普及にご協力いただけますと幸いです。

 

>>法人携帯・スマホの買い取りについて

 

>>【個人携帯|壊れていてもOK!】男前ケータイ「宅配買取サービス」について

 

>>「SDGs目標達成に向けて個人や企業ができること|小さな取り組みから」を読む

 

最後までご覧いただきありがとうございました。