2022.01.06.公開 (2023.01.28.更新)
iPhone13 ProとPro Maxの違いについて|どっちを買うべき?
iPhone13シリーズの上位モデルである「iPhone13 Pro」と「iPhone13 Pro Max」。どちらもハイスペックモデルではあるものの、高額端末のため “なんとなく” 決めてしまうのはためらってしまいますね。
どちらのモデルに決めるか迷われている方は、それぞれの「違い」について一度チェックしてみましょう。
>>関連:「iPhoneがマスクありでも顔認証可能に|Apple Watchの解除との違いも」
「iPhone13 Pro」と「iPhone13 Pro Max」の違い
さっそく「iPhone13 Pro」と「iPhone13 Pro MAX」の違いについて、以下の5つのポイントに分けてご紹介します。
- スペック
- ディスプレイ
- カメラ
- バッテリー
- 価格
1つずつ解説します。
>>「不要になったスマホの処分方法とリスク|放置するにもリスクあり」を読む
①スペックの違い
はじめに、各モデルのスペックの違いについてご紹介します。
iPhone13 Pro | iPhone13 Pro MAX | |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 146.7 × 71.5 × 7.65 mm | 160.8 × 78.1 × 7.65 mm |
重さ | 203 g | 238 g |
容量 | 128GB 256GB 512GB 1TB |
同左 |
ディスプレイ | ProMotion搭載Super Retina XDR ディスプレイ 6.1インチ(対角)オールスクリーンOLED ディスプレイ 2,532 x 1,170ピクセル解像度、 460ppi |
ProMotion搭載Super Retina XDRディスプレイ 6.7インチ(対角)オールスクリーンOLEDディスプレイ 2,778 x 1,284ピクセル解像度、458ppi |
CPU | A15 | 同左 |
防水・防塵 | IEC規格60529にもとづくIP68等級 (最大水深6メートルで最大30分間) |
同左 |
アウトカメラ | (広角カメラ)12MPƒ/1.5絞り値7枚構成のレンズ (超広角カメラ)12MPƒ/1.8絞り値と120°視野角6枚構成のレンズ (望遠カメラ)12MPƒ/2.8絞り値6枚構成のレンズ 3倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、6倍の光学ズームレンジ 最大15倍のデジタルズーム (その他)DeepFusion/ナイトモード(2.2倍の集光力)/マクロ写真撮影 |
同左 |
ビデオ撮影 | 浅い被写界深度でビデオ撮影(1080p、30fps)ができるシネマティックモード ビデオのデュアル光学式手ぶれ補正(望遠、広角) ビデオのセンサーシフト光学式手ぶれ補正(広角) 1080pスローモーションビデオ(120fpsまたは240fps)に対応 ステレオ録音 4Kビデオの撮影中に8MPの静止画を撮影 |
同左 |
インカメラ | 12MPƒ/2.2絞り値 アニ文字/ミー文字/ナイトモード |
同左 |
バッテリー | ビデオ再生:最大22時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大20時間 オーディオ再生:最大75時間 |
ビデオ再生:最大28時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大25時間 オーディオ再生:最大95時間 |
生体認証 | 顔認証 | 同左 |
SIM | デュアルSIM(nano‑SIMとeSIM) | 同左 |
カラー | グラファイト ゴールド シルバー シエラブルー |
同左 |
通信 | 5G ※sub6のみ対応 | 同左 |
キャリア | ドコモ au Softbank Rakuten mobile |
同左 |
ドコモ公式サイトへ | au公式サイトへ | ソフトバンク公式サイトへ | 楽天モバイル公式サイトへ |
②ディスプレイの違い
続いて、ディスプレイを比べてみましょう。
iPhone13 ProとiPhone13 Pro Maxのディスプレイに関する大きな違いは「大きさ」のみといえます。解像度の違いはありますが、人の目で見て判断できるほどの違いはありません。
また、どちらも最大120Hzのアダプティブリフレッシュレート対応のため、とても滑らかで心地よい画面操作が可能です。
※「最大120Hzのアダプティブリフレッシュレート対応」‥‥1秒間に10~120回の頻度で画像を更新するという意味
③カメラの違い
(以前の iPhone12 ProとPro Maxでは、カメラの性能に違いがありましたが)今回、iPhone13 ProとiPhone13 Pro Maxのカメラ性能の違いはありません。
性能が同じであるため「どちらが良い」ということはありませんが、YouTubeなどで画像編集をする方にとってはサイズが大きいiPhone13 Pro Maxの方が使いやすいことも。
また、どちらも「マクロ撮影機能」が搭載されており、楽しみ方の幅が広くなりました。
※「マクロ撮影機能」‥‥被写体に約2cmまで近づいて撮影できる機能
動画撮影においては「シネマティックモード」が搭載されており、人の目線や仕草から自動で(手前から奥など)フォーカスをあてる場所を変えたりボカしたりしてくれます。
いつもの日常がまるで映画のような動画に仕上がるため、動画撮影にこだわりたい方にはピッタリの機能です。
④バッテリーの違い
バッテリーの持ちに関しては、本体サイズが大きい「iPhone Pro Max」の方が長持ちします。
その差は ビデオ再生に関しては6時間、オーディオ再生に関してはなんと20時間もの違いがあります。
▼ビデオ再生
- iPhone13 Pro:約22時間
- iPhone13 Pro Max:約28時間
▼オーディオ再生
- iPhone13 Pro:最大75時間
- iPhone13 Pro Max:最大95時間
※どちらも最大15WのMagSafeワイヤレス充電/最大7.5WのQiワイヤレス充電/高速充電に対応しています。
また、以下の「バッテリー残量がなくなるまで動画やアプリを使ってみた」という検証動画では、
- iPhone13 Pro → 8時間17分
- iPhone13 Pro Max → 9時間52分
といった結果が出ており「iPhone13 Pro Maxの方が1時間35分長く使える」ということが分かります。
使い続けて1時間35分の差があるということを考えると、さすがはiPhone13 Pro Maxだといえますね。
⑤価格の違い
最後は、価格の違いについてご紹介します。
それぞれの価格については、以下のとおりです。
iPhone13 Pro | iPhone13 Pro Max | |
128GB | 144,800円 | 159,800円 |
256GB | 159,800円 | 174,800円 |
512GB | 189,800円 | 204,800円 |
1TB | 219,800円 | 234,800円 |
※すべて税込価格です。
同一容量でのProとPro Maxの価格の差はいずれも15,000円になりますが、一番安くても144,800円という高額端末です。
とはいえ上記はApple価格ですので、各キャリアや中古スマホ販売店などで購入する際の実質負担額はもう少し安くなるでしょう。
ドコモ公式サイトへ | au公式サイトへ | ソフトバンク公式サイトへ | 楽天モバイル公式サイトへ |
まとめ:大きな違いは「サイズ・バッテリー・価格」のみ
今回はiPhone13 Pro と iPhone13 Pro Maxの違いについてご紹介しました。大きな違いは「サイズ・バッテリー・価格」のみです。
iPhone13 Proがオススメな人は…
iPhone13 Proがオススメな人は「動画撮影を楽しみたい+持ちやすさも兼ね備えたい方」です。
YouTubeにアップする動画や結婚式などのイベントの動画制作において動画撮影にこだわりたい方にオススメです。標準サイズによる「持ちやすさ」を兼ね備えたい方や、少しでもコストを抑えたい方にも向いています。
iPhone13 Pro Maxがオススメな人は…
iPhone13 Pro Maxがオススメな人は「動画撮影+画面は大きい方が好み+バッテリーの持ちを重視したい方」です。
Proと同じく動画撮影にこだわりたい方はもちろん、大きい画面で動画編集などを行いたい方や、バッテリーの持ちが少しでも長い方が良いという方におすすめです。
大画面なので固定して撮影する際にも活躍しますよ。用途にあわせた適切なモデルを選ぶようにしましょう。
>>「【操作画像付き】自分でiPhone13へ機種変更|やるべきこと7つ」を読む
>>「iPhone13シリーズの選び方|各モデルの差を分かりやすく解説」を読む
最後までご覧いただきありがとうございました。