2022.04.17.公開 (2023.09.01.更新)
AndroidからiPhoneへ乗り換える5つのメリット|後悔しないか気になる方へ
今回は「iPhoneを使ってみようかな」と考えている方に向けて、AndroidからiPhoneに乗り換えるメリットをご紹介します。本記事を書いた筆者も約5年前にAndroidからiPhoneに乗り換えており、現在はiPhoneを愛用しています。
とはいえ、正直なところ、AndroidからiPhoneに乗り換える際は 後悔しないかとても不安だったことを覚えています。「操作に慣れるか?」「使いこなせるか?」「Androidが恋しくならないか?」などの不安がありましたが…結論、もうAndroidには戻れません(笑)
それでは、AndroidからiPhoneに乗り換えるメリットをはじめ、それぞれのメリット・デメリットも確認してみましょう。
関連:「iPhone初心者におすすめの機種5選|どれを買うべき?選び方も解説」
AndroidからiPhoneに乗り換える5つのメリット
AndroidからiPhoneに乗り換えるメリットは、以下です。
- シンプルで直感的な操作ができる
- 常に「最新」の状態で利用できる
- 動作が速くストレスなく操作できる
- 内蔵ストレージが大きいためSDカードが不要
- 操作方法やおすすめアプリなどの情報をまわりと共有できる
それぞれ解説します。
メリット①シンプルで直感的な操作ができる
AndroidからiPhoneへ乗り換えるメリットの1つ目は「シンプルで直感的な操作ができる」です。細かな機能が少ないため「説明書を読まないと分からない」といったことは、ほぼありません。
日本で初めて流通したスマホがiPhoneのため、それからずっとiPhoneを使い続けているユーザーは多いです。最近ではシニア世代のiPhoneユーザーも増えており、初心者はもちろん、あらゆる年齢層にも使える「使いやすさ」は大きなメリットと言えます。
メリット②常に「最新」の状態で利用できる
2つ目のメリットは「常に最新の状態で利用できる」です。iPhoneは逐一OSのアップデートが行われているため、アップデートを行うことで端末を最適化することができます。
機種変更や不具合の修正など行う「メジャーアップデート」や、バグや不具合による軽微な調整を行う「マイナーアップデート」により、OSは常に最新の状態に保たれています。
頻繁にアップデートが行われているiPhoneは、機能面やセキュリティ面においても安心・安全に利用できるスマホといえるでしょう。
メリット③動作が速くストレスなく操作ができる
3つ目のメリットは「動作が速いためストレスなく操作ができる」です。スマホは連絡手段・情報収集・音楽再生・動画視聴などあらゆる使い方をするため、それぞれの操作が遅いとついイライラしてしまいます。
つまり、スマホの使いやすさを左右するのは「反応速度(いかに感度よく操作できるか)」です。iPhoneはあらゆる作業がサクサク進むため、ストレスのない操作が可能です。
ドコモ公式サイトへ | au公式サイトへ | ソフトバンク公式サイトへ | 楽天モバイル公式サイトへ |
メリット④内蔵ストレージが大きいためSDカードが不要
AndroidからiPhoneに乗り換えるメリットとして「内蔵ストレージ(ROM)が大きいためSDカードがなくてもOK」という点があげられます。
Androidは画像や動画などの保存にSDカードを利用しますが、iPhoneはSDカードが使えない仕様になっています。そのため、端末そのもののストレージ(ROM)容量が大きく、別途SDカードを用意する必要がありません。
関連:「iPhoneのストレージ容量の選び方|おすすめの容量はどれ?」
メリット⑤操作方法やおすすめアプリなどの情報をまわりと共有できる
5つ目のメリットは「操作方法やおすすめアプリなどの情報を共有できる」です。iPhoneユーザーが多い+新しい機種が出ても基本操作は変わらないため、iPhoneに関する操作方法やアプリなどの情報をその場で共有することができます。
(Androidはさまざまなメーカーから製造・販売しているため、操作方法の確認や情報共有する際は同じ機種を使っている人を探す必要があります。※次章で解説しています。)
【後悔しないために】AndroidとiPhoneそれぞれのメリット&デメリット
ここからはAndroidとiPhoneのそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。AndroidからiPhoneへの乗り換えに後悔しないため+乗り換えをする際のヒントになれば幸いです。
Androidのメリット
Androidのメリットは、以下です。
- 自由度が高い
- 端末の種類が豊富で幅広い
- 「戻るボタン」が使いやすい
- マルチウィンドウ機能が便利
それぞれ解説します。
①自由度が高い
Androidはウィジェット機能を使いやすくカスタマイズしたり、アプリのアイコンの表示を変更できるなど、画面レイアウトの自由度がとても高いです。スマホを使いやすいように細かく設定したい「こだわり派」の方には、Androidがおすすめです。
②端末の種類が豊富で幅広い
Android(OS)を搭載した端末は「サムスン、ファーウェイ、ソニー、シャープ」など、さまざまなメーカーから製造・販売されています。そのため端末の種類は幅広く、気に入ったメーカーの端末を選ぶことができます。
コスパに優れた端末からスペック重視の高級端末まで、選択肢が豊富という点は大きなメリットといえるでしょう。
③「戻るボタン」が使いやすい
Androidには、画面下部に「戻るボタン(左向きの矢印ボタン)」があります。iPhoneにはないボタンで、タップするだけでどのような画面でもすぐに前の画面に戻れる、とても便利なボタンです。
このボタンが「使いやすい」というユーザーは多いです。
④マルチウィンドウ機能が便利
「ネット上の記事を参考にしながら文章作成」などに便利な「マルチウィンドウ機能」。スマホの画面を2分割できるため、Androidユーザーには人気がある機能です。
マルチウィンドウ機能はiPhoneにはない機能(Androidのみ搭載されている機能)なので、よく使う人にとってはありがたい機能といえるでしょう。
ドコモ公式サイトへ | au公式サイトへ | ソフトバンク公式サイトへ | 楽天モバイル公式サイトへ |
Androidのデメリット
ここからはAndroidのデメリットをご紹介します。
- アプリの安全性にやや不安あり
- 端末のスペックや操作性にバラつきがある
- たまに操作がカクカクになり、落ちることも
- 機種変更した場合、操作に慣れるまで時間がかかる
一つずつ解説します。
①アプリの安全性にやや不安あり
Androidは複数のメーカーから販売されているため、それぞれに仕様が異なり、均一なセキュリティ対策を実施しにくくなっています。
そのため、各キャリアのサービスやセキュリティシステムを利用し、各自でセキュリティ対策を行う必要があります。
②端末のスペックや操作性にバラつきがある
前述のとおりAndroidは複数のメーカーから販売されているため、端末によってスペックや操作性にバラつきがあります。(iPhoneはどのモデルも基本操作は同じ)
そのため機種変更の際に他の端末との比較がむずかしく、正直なところ「(良い選択になるかは)購入して使ってみなければ分からない」というところがあります。
③時々操作がカクカクになり、落ちることも
年々、改善されてはいるものの、Androidは使っていくうちに操作がカクカク(引っかかりを感じる)になり、ときに落ちる(強制終了)になることがあります。
強制終了となった場合、アプリによってはまた最初から操作する必要があるため、ストレスを感じるシーンもあるでしょう。
④機種変更した場合、操作に慣れるまで時間がかかる
Androidはさまざまなメーカーから販売されているため、内部仕様や操作性、使い勝手、対応しているアプリなどが異なります。
そのため、機種変更時に前機種とは異なるメーカーの機種を購入した場合、操作に慣れるまで時間がかかることも。せっかく新しい機種を手に入れても「前の機種の方が使いやすかった…」と感じる期間があるのは、少し残念です。
iPhoneのメリット
ここからはiPhoneのメリットをご紹介します。
- 機種変更が簡単
- セキュリティ面が強い
- スマホ初心者にも使いやすい
- 中古スマホ(iPhone)を高価買取してもらえる可能性がある
それぞれ解説します。
①機種変更が簡単
iOS 11からは「機種をかざすだけ」で機種変更できるようになりました。以前はiTunesやiCloudへのバックアップが必要でしたが、現代では古い機種と新しい機種があるだけで、自宅で簡単にデータ移行できます。
②セキュリティ面が強い
iOSは1ヶ月に1回以上、セキュリティ対策を含めたアップデートが行われています。スマホは個人情報や決済情報、メールやSNSのやり取りなど大切な情報がたくさん詰まっているため「セキュリティ面で強い」という点は非常にうれしいポイントです。
また、App StoreでダウンロードできるアプリはすべてApple社の厳しい審査をクリアした物のみとなっています。セキュリティに関する情報は私たちでは分かりにくいからこそ、大きなメリットといえるでしょう。
③スマホ初心者にも使いやすい
シンプルなデザインはもちろん、iPhone自体が直感的に操作できる仕様になっているため、スマホ初心者にも使いやすいといわれています。
端末を新しく(機種変更)しても同じような感覚で操作できるため、操作性で迷うこともなく使うことができます。
④中古スマホ(iPhone)を高価買取してもらえる可能性がある
iPhoneは高価なイメージがありますが、その一方で使い終えた端末を高価買取してもらえる可能性があります。Androidと比べてiPhoneは中古端末としても人気があります。
機種変更の際にも使い終えた端末を下取りに出すことで、買取金額を元手にして新機種を購入することもできますし、中古スマホ取扱業者ならキャリアの下取り価格よりも高値で買い取ってもらえる場合もあります。
ドコモ公式サイトへ | au公式サイトへ | ソフトバンク公式サイトへ | 楽天モバイル公式サイトへ |
iPhoneのデメリット
ここからはiPhoneのデメリットをご紹介します。
- 端末価格が高め
- SDカードが使えない
- iPhone7以降はイヤホンジャックがない
- 「フリック入力」がAndroidとは異なる
各項目を解説します。
①端末価格が高め
Androidの格安端末と比べて、iPhoneの価格設定は高めです。そのため、コストを重視する人にとってマイナスポイントだと感じる方もいるでしょう。
少しでもお得に購入したい方はキャリアのキャンペーンを狙って購入したり、下取りサービスを利用するのもおすすめです。また、中古のiPhoneも多く出回っているため、中古品を探すのも良いでしょう。
>>「【中古スマホはどこで買う?】おすすめの販売店や選び方」を読む
②SDカードが使えない
iPhoneではAndroidのようにSDカードを使うことができません。写真・動画などを大量に保存したい方はあらかじめ大容量の端末を購入する、もしくはiCloudやiTunesにデータを保存しましょう。
③iPhone7以降はイヤホンジャックがない
iPhone 7以降の端末では、イヤホンジャックが廃止になりました。そのため、通常のイヤホンをライトニング端子に切り替える製品を用意、もしくはワイヤレスイヤホンを購入する必要があります。
また、ライトニング端子のイヤホンを使っている間は、ライトニングケーブルを使って充電ができないという点もデメリットといえるでしょう。
④「フリック入力」がAndroidとは異なる
Androidはフリック入力で英語を打ち込んでいる途中でも、下にフリックすることで数字を入力することができます。しかし、iPhoneの場合は「あ→ABC→数字」といった “モード変換” を行なってから入力する必要があります。
そのため「e7g5m2」などの英数字が入り混ざったパスワードなどを入力する場合、Androidなら簡単に入力できますが、iPhoneのフリック入力に慣れるまでは不便に感じるかもしれません。
まとめ:デメリットはゼロではないが、AndroidからiPhoneへ乗り換えるメリットは大きい
今回は、AndroidからiPhoneへ乗り換える際のメリットをはじめ、それぞれのメリットとデメリットもご紹介しました。デメリットはゼロではないものの、やはり以下を見るとAndroidからiPhoneへ乗り換えるメリットは大きいといえます。
▼AndroidからiPhoneへ乗り換えるメリット
- シンプルで直感的な操作ができる
- 常に「最新」の状態で利用できる
- 動作が速くストレスなく操作できる
- 内蔵ストレージが大きいためSDカードが不要
- 操作方法やおすすめアプリなどの情報をまわりと共有できる
▼iPhoneのメリット
- 機種変更が簡単
- セキュリティ面が強い
- スマホ初心者にも使いやすい
- 中古スマホ(iPhone)を高価買取してもらえる可能性がある
なお、現代では自宅からキャリア(契約会社)の変更や機種変更が可能です。また、自宅からAndroidからiPhoneへ乗り換えることで店舗での手続き時に発生する「事務手数料」が不要になるため、自宅から乗り換えるユーザーも増えています。
スマホにかかる費用を少しでも抑えたい方は「楽天モバイル公式サイト」をご覧ください。上手に活用すれば、iPhoneの機種代を安く抑えつつ、月々の通信料を980~2,980円ほどに抑えることも可能です。
最後までご覧いただきありがとうございました。